こんにちは。
本帰国するにあたってやりたかったことの一つが、チットロム周辺の祠巡りです。
比較的駅近だし、スクンビットからなら行きたいときにすぐに行けます。何も予定が無くて困っているという方、家族でパワースポット巡りへ行くのはいかがでしょうか?
1日で回れる距離でしたが、10キロの子供を抱っこしながらのタンブンと炎天下での撮影(乾季とはいえ、日中は28℃くらいはありますからねぇ)で疲れてしまい、3回に分けてパワースポット巡りを敢行しました。1カ所につき30分以上撮影してたからなんですが…。
独断と偏見でメジャー順に紹介します。
エラワンプーム ブラフマー(創造の神)
一番人気はやはりここ。
BTSチットロム駅からセントラルワールド、伊勢丹へ行く途中に見かけます。スカイウオークからお祈りしている人もたくさん見かけますし、2年前に爆発事件があった場所でもあります。この近辺では一番有名な神様。何でも願いが叶うんだそうですよ。
ただし、ものすごく混雑しているし、火のついた線香や蝋燭をもってうろうろしている人が多いのでお気をつけて。我が家は子供を旦那に預けて、私が真剣にタンブンをしました(笑)。
ここのタンブンセットはピンからキリまであるのですが、初めての方は普通に花と線香と蝋燭のセットがよいのではないでしょうか。金箔を貼りたい方は少し値段が上がります。見ていると豪華な花を買わされている観光客の方もいます…。望んで買っているのならいいのですが。。。
少し見づらいですが、これが2016年暮れ現在のお供えセット価格表。
一番下は25バーツ。周辺の屋台で買ってもそれくらいだと思われます。お供え物や花の大きさなどで値段が変わります。
私はあまりスピリチュアルなものは信じていないのですが(お寺好きなのに)、この時お願いした願いが叶いました。願いが叶うとお礼に踊りを踊ってもらわないといけないので、今度タイに行ったらエラワン様にお礼をせねば…!!
とはいえ、ピンクのガネーシャ様やワットスタットや今年のディズニーの七夕飾りにも同じことお願いしてきたので、どの神様が叶えてくれたのかは知りません(笑)。
ガネーシャ
伊勢丹前にある学問の神様。
学問で何かを成そうとは思っていませんが、タンブンはしました。
そのお隣にあるのが次のトリムルティ。
トリムルティ
恋人たちの聖地とも言われる恋愛の神様。
撮りに行った時間が悪く、トリムルティ様は完全に日陰でしたorz
他の神様とは違い、薔薇をタンブンします。恋愛の神様っぽくていいよね!
薔薇はこの近辺ではこの前の屋台でしか買えないと思われます。若干お値段お高めでした…。
特に恋愛のお願い事はありませんでしたが(既婚者なのであったら大変 笑)、一応タンブン。
アマリン
アマリンプラザにある守護の神様。
チットロム駅から伊勢丹方面へ向かう途中にあります。スカイウォークからも見下ろせます。
お供え物を売っている屋台にいたわんわん(おそらく屋台のおばちゃんが飼っている)が可愛かったです!
ヴィシュヌ
幸運の神様。
インターコンチネンタルホテルの前にいらっしゃいます。
インターコンチの前にいると聞いて、どこなのかわからなかったのは私だけではないはず。これ、インターコンチの銅像だと思っていました(苦笑)。
お供え物を売る屋台らしきものが近くにありません(見つけられなかっただけかも?)。だから、少しお供えものがまばらです…。ラストに行ったこともあり、時間も迫っていて買いに行けず、ここだけ何もタンブンできず。。。
ラクシュミー
美容の神様。ゲイソンプラザ4階にあります。
って、そんな場所あったっけ?と思いますよね。ゲイソンデパートは3階までです。オフィスゾーンのエレベータで4階に上がるとこんな看板が。
外へ出るとこのお方が待ち受けています。
この方はラクシュミー様ではありません。このお方は何というお名前なのか…?
こちらが本物(?)のラクシュミー様。よく見ると写真ボケボケですorz
超マイナーな場所にあるからか、お供え物もまばら…。ここも屋台が無いのですが、蓮の花を買うことができます。よって、蓮の花代のみをタンブン。プアンマーライ(真ん中のオレンジ色の花束)や飲み物などをタンブンするには外から持ってくる必要がありそうです。
みなさま、穴場として行ってみてはいかがでしょうか。
タンブン
ちなみに、タンブン(ทำบุญ)とは「徳を積む」という意味です。詳しい意味は詳しいサイトやタイ人にお任せしますが、ここでは「神様への寄付・お供え物」という意味で使わせてもらいます。
一応、お寺好きとして、毎度どこかへ訪れるたびにセットを買ってタンブンをしています。
基本のやり方は
お供えセットを買う→蝋燭と線香に火を付ける→蝋燭を立てる→線香と花を合わせて祈る→線香を立てる→仏像の前で正座(あるいは頭を低く)して手を合わせて祈る→花を供える→金箔を貼る
だそうですが、お供えセットでも金箔が省略されていたり、花が違っていたり(通常は黄色くて輪になっている花束・プランマーライですが、薔薇だったり蓮の花だったりします)、神社ごとに作法?やお供え物が違います。
どれが正解かはよく分からないところもあって、周りのタイ人と同じ作法っぽいことをすればOKなのではないかなと思っています。あとは気持ち。
まとめ
正直、子連れ在住者を読者に想定している当サイトでは誰得感がすごい記事。実は今は無いお世話になったとあるキュレーションサイトに載せようとしていたものでした。こういうものが案外企画通ったりする。記事のためではなく、ほぼ100%趣味のために行ったのですが(笑)。
混雑がすごいエラワンプーム以外は子連れでも行きやすいと思います。エラワンプームは平日でも結構混んでいます…。大人気。
日本人で全て回る人なんてほぼいませんし、特にラクシュミーは知っている人自体がほぼいないくらいの神様ではないでしょうか。(なぜそこに建てたのだろうか…?)
駅近でお手軽に行きやすい場所ですので、興味がある方、ネタにしたい方、デパートで休憩がてら行ってみてはいかがでしょうか?